So-net無料ブログ作成

たまに患者さんが望む歯科医療と、患者さんに本当に利益になる歯科医療にギャップ!

スポンサードリンク


こんばんは。

本日は、過激なタイトルだったかもしれませんが、
患者さんが望む歯科医療」「患者さんに本当に利益になる歯科医療」についてお話したいと思います。

本当は両者一緒のはずだと皆様は普通考えられますよね?

だいぶ昔から比べると、近づいてきてはいますが、まだ離れています。

歯科医院に対するイメージや思うところは、
①むし歯を治すところ?
②定期的に歯石をとるところ?定期的に歯石とってれば予防?
③痛い時にしか行かない?詰め物がはずれた、とれたらすぐに治療してほしい?

こんな感じでしょうか?

上記のことだけを歯科医院で患者さんが希望すること、してほしいことだとするとどんなトラブルがでるでしょうか?
①むし歯で穴が空いたところは元に戻りません。むし歯を取り除いて、そこを何かしら埋めたとしても、原因を解明、考えなければ再びむし歯になりますし、他にもむし歯を作ってきます。むし歯治療とは、単なる修復であって、一度穴が空いた部分は元には戻りません。

②歯石はただとるだけではほとんど意味がありません。もちろん歯石が大量についていた状況では取り除くことで、歯周病の状態は改善するかもしれません。しかしながら、歯石にも歯茎の上についている歯石、歯茎の中(ポケット)にこびりついている歯石があり、段階的に歯周病の評価をしながら治療を進めていく必要があります。歯石がついているから取り除いて、ハイさようならでは医療ではなくなります。治療ですので、必ず評価が必要ですし、歯ブラシやフロス、歯間ブラシなど、ホームケアを歯科衛生士と相談しながらホームケアを向上していかなければ、歯石をとっても2〜3日後にはついてきます
よく3ヶ月ごととかに歯石がついてきたので、とりにきたました。それがメインテナンスだとおっしゃる方がいます。
メインテナンスとは、歯周病の状態・進行のチェック、むし歯がないか、初期むし歯がないか変化をチェック、普段のホームケアが出来ているかチェックしてもらう、歯石ととりに行くというよりは、バイオフィルム(歯ブラシなどでは取れない細菌の塊)や着色を除去しにいく、かみ合わせに問題がないかチェックする、高濃度のフッ素を塗布するなどです。

③痛い時にだけ歯科医院に行って、痛みを取り除く、すぐに治療する。詰め物がはずれた、とれたらすぐに治療する。
これは今までの歯科医院では当たり前だったのではないでしょうか?
そして、痛みがなくなった、治療終わったからすぐに歯科から遠のく、また痛くなったり、他のトラブルが出てから受診する。この負のサイクルが続いて、歯を失ってきたのではないでしょうか?
もちろん痛みがあれば痛みを取り除く応急処置は致します。しかし、いきなりむし歯の治療を始めてもすぐに駄目になってくる可能性が高いのは、明らかです。痛みをまず軽減・取り除いて、なぜ痛みが出たのか?トラブルがでたのか?そのトラブルが二度とでないようにするにはどうしたらいいのか?
しっかりとした検査をした上で診断・予防策を考え、歯周病ケア(歯石を落とす、ホームケア指導など)をしっかり行い、それから治療していったほうが、遠回りのようで近道で、かつ今後トラブルが出にくくなります。
(もちろん、むし歯で穴が空いている、食べ物がつまりやすいなど、ホームケアしにくい部分に関しては、むし歯を取り除いて、フロスを通しやすい形にセメントで補強するなどの処置は歯周病ケアと並行して行います。しかし、それも上記の内容を踏まえて行っていることを皆様にご理解いただきたいです。)


皆様が最初に来院される動機としては、どこかがしみる、痛みが出だしたというのは多いと思います。そこをはやくなんとかしてほしい!というお気持ちも理解はしております。私もそうやって主訴をとにかく早く解決していく歯科医療に慣れ親しんできた歯科医師の一人です。
しかし、主訴を解決するとケアには来院されなくなったり、また痛みやトラブルがでてから手遅れで来院されることが多くみられ、
患者さんが望む歯科医療」「患者さんに本当に利益になる歯科医療」は違うのではないかと疑問を感じました。そんな疑問を払拭する歯科医療が、当院が目指しているメディカルトリートメントモデルという歯科医療スタイルなのです。
①必要な検査を行い(各種検査・リスクアセスメント)
②疾患の原因を取り除き(歯周病初期治療)
③症状を軽減させ(治療)
④さらに治療結果をモニターし(再評価)
⑤再発予防に必要な処置を講じ続けていく(メインテナンス)

当たり前の流れなのですが、どうしても全ての患者さんに実施が難しいのが現状です。拒否されることがたまにありますのがむし歯のリスク検査(唾液検査)や、再評価の必要性の理解も中々難しいものがあります。
歯磨きしてたらむし歯ができないと未だに言っている歯科医師は論外だと考えております。どうしてむし歯になるのか、どういう原因でむし歯になるのか、自分の口の中ではどういうリスクがあるのか?これらを考えていかないでむし歯を取り除いて何の意味があるのでしょうか?むし歯が再びできるかもしれないのに、一時的にむし歯を取り除いて修復してハイ終わりでは、やったらやりっ放しではないでしょうか?そんな状況で、3ヶ月に1回歯科医院で歯石を落としてもらっているので、予防している!これは勘違いではないでしょうか?
歯石を落としたり、歯磨きやフロスの使い方を習ったから大丈夫?再評価や、再指導・再確認は必要ないでしょうか?

だいぶ文章が長くなってしまい申し訳ございません。
偉そうに色々と書いてしまいましたが、まだまだ当院も私含め歯科衛生士のレベルアップ、意識改革が必要で力不足だとは思います。
ただ、上記に記載してきました考え、システム・診療を地域に根ざしていきたいと日々模索しております。皆様の暖かいご理解とご支援の元、精進して参りますので、応援していただければ幸いです。


                            あかまつ歯科クリニック 院長 赤松佑紀




nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

トラックバックの受付は締め切りました

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。