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グローバルスタンダードな歯内療法を目指して!

こんばんは。

今日は、歯を残していく上でも重要になってくる歯の神経の治療(歯内療法)についてお話したいと思います。

日本における歯内療法の成功率は非常に低いとされています。
世界的にみて専門医による治療
病変の無い初回抜髄(神経をとる処置) 90%以上
病変の有る初回抜髄(神経をとる処置) 80~90%
病変の有る感染根管処置(神経の処置やりなおし) 70%以上

日本では初回抜髄処置でも50%以下と言われています。

これには様々な要因がありますが、
一番大きな原因としては保険制度の違いかと考えています。
世界的に歯の神経の処置をするにあたって数万円〜10万円前後1本の歯に治療費がかかります。
しかし、日本では、奥歯の神経の治療をであってもトータルで1万円弱(患者さん負担は3000円弱くらい)。
歯科の治療の中で、明確な知識・治療技術が必要で、かつ診療に時間と集中力が必要であるのに、これでは良い歯内療法を実施したくてもできないのが現状です。(もちろん、はなから良い歯内療法をしようとしない、また良い歯内療法とは何か知識がない歯科医師もたくさんいらっしゃいます。批判になってすいません。)
その中でも、治療機器やコンセプトをしっかりすることで、保険治療の中でも可能な限りコストや時間をかけて当院では実施してきました。

2016年4月に保険制度の改定があり、一部の神経治療で、歯科用CTやマイクロスコープ(歯科用顕微鏡)を使用した治療が少し評価されました。まだまだ評価としては不十分ではありますが、患者さんとしては有益な改定となっています。
(肉眼では確認できない治療を今までは手指感覚だけで行っていたのが当たり前だったのです・・・)

歯の神経をとることは第一ではないですが、残念ながら神経治療が必要になった場合、少しでも長く、かつやり直しがない治療を目指したいと考え、これを機に、保険治療での歯内療法での精度、成功率をさらに向上させるように、医院としての歯内療法への取り組みを改善いたします。

ですので、歯の神経の治療となった場合、歯科用CT分の費用がご負担となる場合がありますが、それは皆様の歯を残していく確率を上げるために必要な検査となりますので、ご理解いただければ幸いです。

一部不適切な表現があるかもしれませんが、申し訳ございません。